不妊治療・月経異常など、患者さんのお悩みや身体の状態合わせ前向きに治療に取り組んでいただける環境を整えております。

不妊治療の検査機器

Treatment治療について

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はじめに

産婦人科における治療は、以下の4つの基本領域に大別します。
  • 周産期医学:妊婦さん、褥婦さんを対象とした産科医療(周産期医療)
  • 婦人科腫瘍学:主に女性生殖器の悪性腫瘍(子宮頸癌、子宮体癌、卵巣がんなど)の診断と治療。
  • 生殖内分泌学:ホルモン関連の疾患、主として不妊症、不育症、月経異常(無月経や月経痛、過多月経など)の治療。腹腔鏡や子宮鏡などの内視鏡手術。発達過程である思春期の女性を対象とした思春期外来。
  • 女性医学:更年期障害や加齢に伴う女性の変化によって生じる脂質異常症、骨粗しょう症などの治療。中年以降の女性の健康維持を目的とする。

当院では、【生殖内分泌学】【女性医学】を専門とし、主に不妊症や月経異常などの治療を中心に、患者さんが前向きに治療に取り組んでいただける環境を整えています。

不妊症について

「不妊」とは、妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、一定期間妊娠しないものをいいます。

日本産科婦人科学会では、この「一定期間」について「1年というのが一般的である」と定義しています。不妊のカップルは約7組に1組と言われており、決して稀な疾患ではありません。女性側の不妊の原因には、排卵因子、卵管因子、着床障害、子宮内膜症などが挙げられますが、一人の患者さんに複数の原因があることもよく見られます。近年は、晩婚化や晩産化の影響で、加齢による卵の質の低下が大きな問題として取り上げられています。

当院では、不妊症の検査を順序立てて最短期間で行い、問題点を抽出して治療にあたることを最も大事な基本と考えています。必要があれば体外受精・顕微授精も積極的に行いますが、なんでも体外受精とは考えていません。極めてリーズナブルで、エビデンスに基づいたオーソドックスな治療を行っていきます。

また、男性側に不妊となる原因があるケースが不妊カップルの約40〜50%を占めており、男性因子への対応も極めて重要です。当院では最新の機器を用いて精液検査を行い、必要があれば不妊を専門とする泌尿器科とも緊密な連携を持って治療にあたります。

なお、当院では、不妊症の治療が少しでもストレスの少ないものとなるよう、メンタリティー・サポートを充分に行うため、独立したカウンセリング・ルームを設けています。どうぞ、安心してご相談ください。


不育症の治療

妊娠できても流産を繰り返してしまう状態が不育症です。

不育症にも免疫学的要因、感染症、子宮奇形、染色体異常など多くの原因があります。不妊症と同様にこれら全ての原因の有無を詳細に検討し、明らかになった原因に即した治療を行う必要があります。日本産科婦人科学会の指針に則して全ての原因検査を行い、適切な治療を行っていきます。


子宮内膜症・子宮筋腫の治療

高次施設との連携によりフォロー体制も万全です。

内視鏡手術を多数手がけてきた院長の経験に基づき、クリニックで対応が困難な手術を要する患者さんについては、浜の町病院などの高次施設と連携し、院長自らがその施設へ赴いて手術を行う場合もあります。高次施設との連携により手術を行えることで、その後のフォローも行う事ができるのは、患者さんにとって大きな利点であると考えています。また、必要に応じた薬物療法についても積極的に行っていきます。


月経異常の治療

初期診断での正確な原因の解明が重要です。

月経異常は思春期に最も多く見られる症状ですが、性成熟期や閉経周辺期にも頻繁に見られます。思春期に見られる無月経の中には全く月経が来ていない原発性無月経と、何らかの要因でそれまであった月経が停止する続発性無月経とがありますが、この2つは全く異なる為、最初の診断が正確でなければ治療の開始が遅くなり、長期的に深刻な問題を引き起こす合併症の原因となる恐れもあります。多くの思春期の患者さんを診療してきた経験から、きちんと原因を解明し、その方に最適な治療を行っていくことで、お子様の状況がどうなっているのかご心配されている親御さんにも、安心していただけると考えています。


女性医学的治療

更年期障害や閉経後の疾患には、漢方薬などを用いながら適切な対処をしていきます。

更年期周辺は、卵巣の機能が衰え、女性特有の周期的ホルモンの変化や減少により、身体の調子が大きく変化したり不安定になったりする時期です。女性ホルモンは子宮や膣などの生殖器のみでなく、血管や脳、脂質代謝、骨の代謝にも影響を与えますので、更年期障害のみならず、閉経後は高脂血症(脂質異常症)や心筋梗塞、骨粗しょう症などの疾患が著明に増加することが知られています。これらの疾患に対応することが女性医学であり、当院では漢方薬やホルモン剤、他にも脂質降下薬や骨粗しょう症治療薬などを用いながら適切な対処をしていきます。


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